研磨用ブラシについて

【研磨用ブラシ製品】

 研磨用のブラシ製品は、洗浄用のブラシ製品と並んで非常に多く問い合わせや製造の依頼をいただくブラシ製品の一つです。
研磨用のブラシ製品と一言で言いましてもバリ取りや塗装剥離、表面研磨と様々な用途があります。サイズや仕様、毛材の種類、規格も多岐にわたっていてどのようなブラシ製品が適しているか、多くのお客様が悩んでいらっしゃいます。
当社では時と場合、連続使用時間や使用環境を考慮し、現場に最も適したブラシ製品の提案、企画をお客様の声を基に行っております。お困りの際は何なりとご相談ください。

【大型研磨用ブラシのご紹介】

上記の通り研磨用のブラシ製品は多岐にわたり、「毛材」の種類だけでも研磨材含有ナイロン(グリッド)、金属線、化学繊維と複数種類ありそれぞれ異なった性質を持ちます。また研磨剤の含有量や毛材の線径、その性質により研磨作業に異なった効果をもたらします。またブラシの「種類」によってもブラッシング効果は変化します。チャンネルブラシ、植込みブラシ、ねじりブラシ、カップ型ブラシ・・・とブラシの種類も複数にわたります。「毛材」「種類」の組み合わせにより、最も適したブラシ製品を提案することが可能です。

今回は、お客様の声を基に製作した大型の研磨用ブラシ製品をご紹介致します。
ブラシの「種類」は、No.8のチャンネルロールブラシです。チャンネルブラシは写真の通り、高いブラシ密度を実現できることが特徴です。ブラシの規格はΦ300㎜×L230㎜、毛材は酸化アルミナといわれるグリッドで線径=Φ0.2㎜、粒度=♯1,000となります。かなり大きめな研磨用ブラシ製品です。
使用用途は表面研磨とのことですが、研磨対象物はお客様の企業秘密で不明です。ブラシ自体が大型で研磨剤の粒度が細かいことから、大きい対象物で滑らかな表面に仕上げることを目的としています。このようにお客様によっては、企業コンプライアンスに沿って対象物を伏せる場合もあります。しかし周辺情報をいただければ最適なブラシ製品を提供することが可能です。
 今のご時世ですので様々な制約を持ったお客様もいらっしゃいます。そのような環境下でも満足いただけるブラシ製品の提案は可能ですので、お困りの際はまずはご相談ください。