チャンネルブラシのチャンネル素材の選定について

ブラシの素材

チャンネル素材には「鉄」と「ステンレス鋼」があります

当社で扱うチャンネルの素材には、二通りあります。
1つが「鉄(亜鉛メッキ軟鋼)」
もう一方が「ステンレス鋼」となります。
今回はその二つのメリット・デメリットについてご説明したいと思います。

鉄(亜鉛メッキ軟鋼)

鉄を使ったチャンネルブラシ

鉄を使ったチャンネルブラシ

当社では特に指定がなければこちらの素材をおすすめしております。
こちらの特徴は軟鋼であるところにあり、非常に加工しやすく、チャンネルロールブラシ等を制作するのにはもっとも適した素材となっております。
また耐久性においても程よくあり、一般的な使用方法の下では特に問題はないかと思われます。
ただし、根本的な素材は「鉄」であるため使用頻度、また使用方法によっては錆等の問題が生じる恐れもあります。
半年~1年程度では何ら問題はありませんが、2年・3年と使用を重ねていくとやがては朽ちます。そうなる前に新しいブラシを制作することをおすすめします。

ステンレス鋼

ステンレス鋼チャンネルブラシ

ステンレス鋼を使用したチャンネルブラシ

こちらの特徴は、硬いため耐久性に優れることです。
また、さびないとは断言できませんが、非常にさびにくい素材となっており、水を使う現場には適しています。
ステンレスの中でも(SUS304)と(SUS316L)という2種類があり前者より後者のほうが硬度に優れ、さびにくい(海水等にも使用可)となっています。
ただし、(SUS316L)については特注品となり、非常に高価になることがあります。
特に指定がなければ当社は(SUS304)でのご提供となります。
デメリットとしては硬いため、加工がしにくいことが挙げられます。
ロールブラシ等の加工を行う際はご相談ください。