チャンネルロールブラシの製作にあたり、
「既存のブラシとまったく同じものを作ってほしい」といったご依頼をいただくことがございます。
本来であれば、以前製作を依頼されたメーカー様に再度ご依頼いただくのが確実かと存じますが、
・すでに廃業してしまっている
・製作元が不明である
・より安価に製作したい
といったご事情が背景にあることが多いようです。
図面があればスムーズに対応可能ですが、実際には図面がなく、現物の使用済みブラシのみをお持ち込みいただくケースが少なくありません。
その際、ブラシの摩耗によって正確な寸法が測定できない場合や、
シャフト形状が特殊で再現が困難な場合もございます。
そのため、なるべくお見積もりご依頼の際には、
図面・現物ブラシの写真・使用用途のご提示をお願い申し上げます。
ご注文確定後に現物ブラシをご提供いただければ、より精度の高い製品製作が可能になります。
なお、シャフトが再利用可能な場合には、巻き替え(リワインド)を推奨しております。
シャフトを再使用することでコストを抑えることが可能ですが、
経年劣化や損傷が見られる場合には、新規製作をご提案させていただきます(※可否は当社にて判断いたします)。