お盆が過ぎても厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
猛暑のみならず各地での大雨や台風など、自然の猛威を強く感じた夏となりました。
さて、私たちブラシ業界ではすでに秋冬商戦が始まっており、年末年始を見据えた製造ラインがフル稼働しております。
一方で、季節を問わずご相談いただく「特注ブラシ」のお問い合わせも連日いただいております。
今回は、最近いただいたお問い合わせの中から、具体的な事例をいくつかご紹介いたします。
食品メーカー様:異物混入を防ぐ「柄付きチャンネルブラシ」
既存の市販品(ワイヤー製)で金型を清掃されていたメーカー様からのご相談です。「市販品だと線径が細く、毛腰が足りない」とお困りでした。
当社は線径のバリエーションが豊富なため、ご要望に合う太さの線を即座にご提案いたしました。また、食品工場において「毛抜けによる異物混入」は厳禁です。そこで今回は、通常よりも抜けにくい特殊な製法を用いたチャンネルブラシをご提案し、大変喜んで採用いただきました。
精密研磨:狭い範囲(10mm)だけを磨きたい
現在進行形の案件ですが、「細いパイプの外周、わずか10mmの幅だけを研磨したい」というご依頼をいただいています。
ブラシは構造上、回転させて対象物に当てると毛先が広がってしまい、ピンポイントの研磨が難しくなります。これを防ぐには「毛先が広がらないようフランジなどの治具を取り付ける」か、「太く硬い毛材を使い、毛丈を極力短くして製作する」というアプローチが必要です。
どちらが最適かを判断するため、現在は当社内で現場環境を疑似的に再現し、検証テストを進めております。このように、最適な形状をご提案するためのテスト対応も承っております。
「手植え植え込みブラシ」の製作相談
以前のブログでもご紹介しましたが、手植え植え込みブラシを加工できる職人の高齢化に伴い、「これまで頼んでいた工場で作れなくなった」というご相談が増加しています。
手植え植え込みブラシはほぼ全工程が手作業となり、高度な知識と技術が必要とされるため、新しく参入するメーカーもほとんどありません。そのため、全国的にも対応できる会社が限られつつあります。
当社では、現在も変わらず「手植え植え込みブラシ」の製作が可能です。「他社で断られてしまった」「従来の相談先で作れなくなった」という場合も、ぜひ一度当社にご相談ください。
ブラシの形状や用途、課題は一社一社異なります。「こんなブラシ作れるかな?」というお悩みがございましたら、お気軽に当社までお問い合わせください!


